安倍首相辞任を表明!!北九州市もたいへんお世話になりました!
昨日、安倍首相が辞任を表明されました。7年8か月にわたり、長期の安定政権を率いた実績に心から敬意を表します。
大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」からなる経済政策「アベノミクス」によって、旧民主党政権で1万円を割り込んでいた日経平均株価は、現在2万円を大きく超えています。景気回復、大きな実績です。
ただ、新型コロナウイルスのせいで、日本のみならず世界が大きな打撃を受けています。政府の対応のまずさも一部で指摘されますが、これからコロナを克服すべく反転攻勢に出る、そんな矢先、病気による辞任を誰よりも悔やんでいるのは、総理ご自身でしょう。
拉致問題の解決や憲法改正など、志半ばで職を辞することも断腸の思いでしょう。ぜひとも回復していただき、総理の職になくとも再び我々の先頭に立って、引き続きこれらの課題に取り組んでいただきたいです。
北九州市も、安倍首相には大きなご支援をいただきました。
私がもっともご恩を感じているのは、北九州市を「国家戦略特区」に指定していただいたことです。「国家戦略特区」とは、自治体が何か新しい取り組みを行なうときに、もし法律や制度が障壁となったとき(安倍首相は、これを岩盤規制と表現)、これらを特別に取っ払ってくれる制度です。
実はこのとき、すでにお隣の福岡市が指定されており、中央の官僚からは「福岡市と同じエリアの北九州市は、無理だ」と言われていました。
しかし、その時、我々の必死の訴えに耳を傾けてくださり、北九州市を「国家戦略特区」に追加指定してくれたのが、安倍首相でした。
改めて、心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
おかげさまで、北九州市では、介護現場でのロボット導入など、「国家戦略特区」を使って、様々な課題克服のチャレンジを続けています。
コロナとの戦いは、まだ続きそうですが、私も市民の皆様とともに、この難局を乗り切る決意です。
65歳と、まだお若い安部首相には、まずはしっかりと療養されて、体調を万全にされた後、政治家として再びリーダーシップを発揮していただきたいです。
本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました!!